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事業概要

事業概要


 東京テレメッセージの名で1986年に無線呼出しサービスが開始されました。ポケベルとして親しまれた電気通信サービスです。


 ポケベル利用者が急減した2000年にはPHSやWi-Fiなどに事業を拡大し「東京テレメッセージ」の社名もなくなりました。しかし、2008年10月に、PHSやWi-Fi事業から完全撤退し、無線呼出し事業のみを継続する事業再編に踏み切り、東京テレメッセージという社名も復活しました。


 会社は、無線呼出し事業を継続するために存続しました。無線呼出し事業は、280MHz帯の電波を使ったポケベルの仕組みを自治体の防災無線で防災情報を住民に安く確実に伝達するために残されました。


 防災無線が、東京テレメッセージのコアビジネスとして本格的に全国展開することになったのは、東日本大震災の翌年の2012年です。無線呼出しサービスのユーザーを自治体に限定した「280MHzデジタル同報無線システム」を全国に広げるために経営者が変わりました。


 折しも、豪雨災害が頻発し戸別受信機の有用性が認識されはじめたときです。廉価性と受信の確実性が求められました。280MHzポケベルの圧倒的受信力は、そのまま価格競争力に跳ね返りました。60MHz防災行政無線から乗換えるところが徐々に増えてきました。


 「280MHzデジタル同報無線システム」は東京テレメッセージのコア事業に成長し、高収益・高成長を支えています。業務内容は、無線呼出しサービス、システム運用保守、24時間システム監視、戸別受信機など製品開発と販売、防災無線設計業務、施工監理などとなります。280MHzシステム整備工事は認定工事会社が弊社に代わって行います。